スプレッドの概念を理解する最も簡単な方法は、空港や都市部にある外貨両替所の看板を見ることでしょう。旅行するときなど、販売している値段と、買い戻すときの価格が大きく異なることをご存じかと思います。この2つの価格の差をスプレッドと呼んでいます。
ValutradesのMT4/MT5プラットフォームをご利用しているトレーダーの方は、スプレッドを考慮しなければいけませんが、幸い外貨両替所ほど広いわけでなありません!
Valutradersの皆さんは、ときに「0.0」であるケースもあります。
上の図の場合、ユーロ/米ドルのスプレッドはわずか0.1Pipです。MT4のマーケットウォッチで、ユーロ/米ドルのすぐ上の英ポンド/米ドルも0.1Pipです。
タイトなスプレッドは市場の流動性が高いことを意味します。これは、このペアが多くの取引があり、市場流動性のあるプロバイダーは、より良いレートをValutradesに提供していることを意味します。
Valutrades のECN(電子通信ネットワーク)は、様々な流動性プロバイダーから最良のビッド/アスク価格で取引ができます。そのため素晴らしいスプレッドが実現します。
Valutrades MT4/ MT5のマーケットウォッチでシンボルリストをスクロールすると、エキゾチックな商品ほどスプレッドが高いことにお気づきになるかと思います。ここでも、流動性が低く、人気がない場合、スプレッドは広くなります。
なぜ重要なのか?
お客様の取引スタイルにより、スプレッドに基づき取引可能なシンボルが決まります。例えば、スキャルパー(数秒以内にオープン/クローズ)であれば、ユーロ/米ドル、米ドル/日本円、米ドル/カナダドル、ゴールド(金)といった最も人気のあるペアだけを取引したいと考えるでしょう。取引戦略の第一歩は、「スプレッドに勝つ」ことで、これはスキャルピングにはとても重要です...そしてそれを素早く実行することです。
イントラデイ取引であれば、スプレッドに勝つための時間が数分~数時間と必要な場合もあるため、より多くのシンボルを選べます。終日ポジションをオープンしている場合には問題ありません。
スイングトレーダー(何日もポジションを持つ)、もしくはポジショントレーダー(数週間・数ヶ月ポジションを持つ)であれば、ほとんどすべて取引することができます。
例えば、英ポンドと南アフリカランド(GBP/ZAR)のペアで絶好の取引チャンスがあると判断した場合、恐らく低い時間枠で取引したいとは思わないでしょう。しかし、高い時間枠と長いポジション期間では、スプレッドに勝つ可能性が高くなり、したがって取引に成功する可能性も高くなります。
広いスプレッドの動きを見るには、デモアカウントの1分足M1チャート上で英ポンド/南アフリカランドのようなエキゾチックなシンボルを開いてみてください。ポジションをオープンし、すぐにクローズします。取引が成立した場所と、成立しなかった場所を正確に確認できます。あまりいい数字ではないでしょう?
同じことを、デモアカウントで今度はユーロ/米ドルでやってみてください。タイトなスプレッドとはどういう意味か、お分かりいただけると思います。
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